2012年12月19日水曜日

南方 西方 行遊記 1/5

 上海 → 三亜ボートショー 上海→ 無錫(計測)           

最近では、一番気になる国と言えば 中国。
わが国が有史以来2千年以上の付き合いを続けてもなお、今後の交友が 果たして
ポジティブに続くのか それともネガティブになるのかと つい考えてしまう。

国際ミラー級を中国で建造するために必要な事項整備の協力として
昨年7月以来、3回目となる訪中で、12月15日朝、中部空港発→AM10:10浦東空港到着した。



其田さんと友人が 別便で佐賀空港より『春秋航空』で2時間後に到着するため、
迎えに来てくれた姜君(現地社員)と 空港の料理店で時間を潰すことにする。



  **** 携帯電話の支払い方法 *****

彼から聞く 中国のダイレクトな話題は いつも興味深く、説得力がある。
時間を潰している間、彼は カード(上写真)をビニール袋から開封して、銀色のシールを爪で削り
出てきたナンバーを一所懸命携帯電話に打ち込んでいる。 
訳を聞くと、これが中国の電話料金支払い方法と言う。
銀行口座の引き落としシステムもあるが、一般には普及せず 現金先払い主義の中国ではプリペイドカードで購入し
暗号ナンバーを打ち込んで支払うらしい。
1枚100元なので 4~5枚打ち込み、5~6千円分を入力していた。

その後 なおも時間を持て余したので 姜君と尖閣談義を試みました。

姜: 「あれから ずーとテレビは尖閣問題を流し続けているので もうみんな その番組に またかーと思っており、だれも見ない、ウンザリしているよ。 日本ではどうなの?」
荒: 「日本では、最近はテレビに出なくなったね。」 
姜: 「エーッ ほんと?」
荒: 「姜は 尖閣の事 どう思うの?」
姜: 「日本は中国を侵略して、戦争に負けて、侵略した所を全部中国に還したけれど、
    尖閣だけが まだ還していない。 日本はよくないよ。」
荒: 「日本は あの島は日本のモノだと言い、中国も中国のモノだと言っている。
    これでは お互いの言い分に限りがないので 第3者的な 国際機関に 中立的な立場から公平な判断をしてもらうべきだ。」
姜: 「国際機関ってなに?それ わからないよ。」

こんな 調子でした。

  **** 上 空 の 一 期 一 会  *****


やがて、其田さんと西坂さん、+ 姜君と私の 4人は合流し、海南島の三亜に向かう事になる。
三亜では ボートショー が開かれており、見物するためだ。

隣の席の女性が積極的に話しかけてきた。 もちろん私は中国語はダメだし、彼女も日本語を全く理解できない。 それで漢字の『筆談』とイラストを描いて説明する 『絵談』 で
かなりのコミュニケーションを楽しむ事ができた。 中国東北地方のハルピンに住んでいて、
上海経由で三亜に行く途中との事。 北方に位置するハルピンから 最も南の三亜まで
何千キロあるのだろうか? 私の父は『牡丹江』に兵隊として駐屯していて よくその地の話をしてくれたので、その地名を尋ねると ハルピンから 車で 2時間の土地 と言っていた。

 **** 夜 の 三 亜 のぶ ら り 歩 き *****

三亜(中国の発音はサンヤ)は 海南島の最南端でベトナムのハノイ よりも南の緯度になるので、
飛行機を降りた時から 冬服では耐えられない暑さ、日中は30°になると言う。
ひとまずホテルで着替え それから出歩いた。

思っていたよりは ずっと大きな街だった。
今回の旅行は 「中華料理を楽しむ旅」のようだった。
回数を重ねて 多少の事では驚かなくなり 慣れてきたのか 中国の料理が
とてもおいしく感じられるようになってきた。
 
今日は 其田さんの誕生日
伊勢海老まで注文して 皆で 豪華に お祝いをした。
 
 
食後 繁華街を散策する。
 

      夜の11時過ぎ スイカを売っている。










路地裏マージャンをしている、 
私も 仲に入れてもらいたいなあ。


三輪自転車の荷台が そのまま お店となって これで商売が成り立つ。

冷たい飲み物を買ってホテルに帰る。
私はアイスクリームを所望したが 無いのでマンゴー シャーベットにした。


                                       部屋は お香が焚いてあった。
 
              ビジネス ホテル 部屋はこんな感じ。
 
あらゆる小物類は すべて有料                     歯磨きセット270円/20元
 
テレビはずーっと 日本の衆院総選挙を 垂れ流し続けている。
日本について それほどまで 興味があるのだろうか?
 
 
浴槽は無いが、シャワーの直径が大きいし、真上から降り注ぐので 気持ちいい。
明日はボート ショー 見るのが楽しみだ。
 

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